甲子園口駅前の田中歯科クリニック。一般歯科、小児歯科からインプラント治療まで

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インプラント治療Implant

失った歯を取り戻す
インプラント Implant

インプラント治療は、失われた歯をチタンという金属でできた人工の歯根で回復する治療法です。従来のブリッジや取り外し式の入れ歯と比較して、健全な歯を削る必要がなく、違和感もほとんどありません
歯の欠損は機能や審美性、そして精神的にも大きなダメージになります。インプラントは歯の欠損における有効な治療法です。

当院では、歯周病に対して十分な配慮をしたインプラント治療を心がけています。全ての症例に対してCTによる術前検査を十分に行い、安心安全な施術を目指しています。

CASE インプラント治療症例

  • CASE

    サイナスリフトという上顎に骨を増やす手術を行い、その後インプラント治療を行いました。通常、インプラントを埋入(埋め込む)ためには、骨の厚みが7㎜以上必要ですが、こちらの症例では、5㎜しかありませんでした。そこで、歯槽骨(歯を支える骨)の薄い部分の上顎洞底部(頭蓋骨の中の空洞)へ骨移植を行い、インプラントを埋入しています。

  • CASE

    一番奥の歯はブリッジの治療ができないため、インプラントもしくは義歯でしか対応ができません。こちらの症例では、奥歯の2本をインプラントにすることで、しっかりと噛むことのできるお口に回復しています。

歯周病認定医による
インプラント治療

歯周病治療とインプラント治療には、実は密接な関係があります。現在の日本において、歯を失う最も多い理由は歯周病によって歯が抜けてしまうことです。歯周病によって歯を失ってしまったところにインプラント治療を行っても、歯周病によってそのインプラントを失ってしまったら、治療した意味がなくなってしまいます。
また、バランスの悪い噛み合せは、歯周病が進行する大きな原因となるため、インプラント以外の歯への負担を考えて設計した噛み合わせに合わせて、インプラントの位置を設定しなければなりません。
歯周病で弱くなってしまった歯に負担をかけないためにも、失った部分にインプラント治療をすることはとても重要です。義歯やブリッジは失った部分を他の歯が分散して補っていますが、インプラントは他の歯への負担がないからです。つまり、インプラント治療を行うには、歯周病の専門的知識が必要不可欠であり、高度なインプラント治療の技術と知識を持った、歯周病認定医の歯科医のインプラント治療を受けることが、良い結果を生み出すための選択と言えるでしょう。アメリカでは、歯周病専門医がインプラント治療を行うのが一般的ですが、それにはこのような理由があるのです。

ハイクオリティーな
インプラント治療のために

インプラント治療は通常の歯を削る歯科治療とは違い、外科処置(手術)が必要な治療です。そのため、専門性の高い技術を必要とし、また、非常に繊細な手技が必要とされるため、万全の体制で治療に臨まなければなりません。
当院では、衛生面、機能面ともに万全の体制で治療に臨めるよう、個室の手術室を完備しています。治療にあたって必要な機器を機能的に配備することにより、スムーズで精密な治療が可能となり、徹底した衛生管理のもとに治療を行うことが可能です。

インプラントの構造

インプラントの構造は右図のように、上部構造、アバットメント、インプラント体(人工歯根)の3つから成り立っています。
歯を失った骨にインプラント体(人工歯根)埋め込み、その上にアバットメントを装着します。アバットメントはインプラント体と上部構造(被せ物)を繋ぎ、歯の土台部分の役目を果たしています。被せ物は、虫歯治療に使われる素材の中から選ぶことができます。

FLOW 治療の流れ

  1. Basic treatment & counseling 歯周基本治療、
    カウンセリング

    まずは歯周病がないか、しっかりと検査を行います。歯周病の治療が必要な場合には、歯周病治療を優先します。歯周病治療が完了した時点で再度検査を行い、その結果をもとに、治療方法についてお話させていただきます。また、患者様がどのようなご要望をお持ちなのかをお伺いし、患者様お一人お一人に合わせた治療法をご提案させていただきます。当院では、より良い治療を行うには、患者様と深くお話しさせていただくことが欠かせないと考えています。どんな些細なことでもお話しください。

  2. CT imaging CT撮影

    当院では、インプラント治療を行う全ての患者様にCT撮影をお願いしています。CTとはComputed Tomographyの略で、コンピュータによるデータ処理と画像の再構築により、3次元の画像を得ることができます。インプラントは骨の厚みが重要になる手術なので、骨を上下左右どこからでも見ることのできるCT画像から得られる情報は非常に重要です。以前は大学病院などの限られた施設にしか設置されていませんでしたが、技術革新とともに、性能はそのままに小型化され、当院のような一般の歯科医院にも導入が可能になりました。
    CTの詳しい説明はこちら

  3. Planning & simulation プランニング・
    シミュレーション

    プランニング

    基本検査の結果やレントゲン写真、CT画像などにより、どの部分にどのようなインプラント治療をすると成功率が高いのかを診断し、補綴物(被せ物)の配置などを考え、インプラント体を埋め込む位置とインプラント体の大きさを設定します。
    インプラント治療予定部位の骨の密度や骨量が、十分であれば問題ありませんが、不十分な場合には、骨を増やす治療が必要になるか、入れ歯やブリッジ、矯正治療などを検討する必要もあります。


    シミュレーション

    従来であれば、歯茎を切開してからでないとわからなかった骨密度や骨量などが、CT撮影により、詳細にわかるようになりました。コンピュータ上で補綴物の位置やインプラントの太さ、長さなどを術前にシミュレーションできるようになったため、インプラント治療の成功率は飛躍的に向上しました。

  4. Implantation インプラント
    埋入手術

    インプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋め込みます。手術中は局所麻酔を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。
    手術方法にはインプラント体を完全に歯茎の中に隠してしまう2回法とインプラント体の頭を露出させた1回法があり、お口の中の状況によってどちらがより成功率が高いかを判断いたします。

  5. Healing period 治癒期間

    埋め込んだインプラントが、骨と結合し定着するまで、安静期間を設けます。この間、お口の中を清潔に保つことで、インプラント周囲炎という合併症の発生率を下げることができます。
    治癒期間は骨の状態や治療部位によって異なりますが、一般的には、上顎が半年、下顎は3~4ヵ月と言われています。

  6. Attachment of abutment アバットメントの
    装着

    埋入したインプラントが骨と結合し、安定した頃を見計らって、歯茎を切開し(2回法の場合)、インプラント体と上部構造を繋ぐアバットメントを装着します。アバットメントは被せ物の土台となるため、アバットメントを装着後、型取りを行い、被せ物を作製します。

  7. Maintenance メンテナンス

    インプラント治療が終了後は、インプラント周囲炎などの合併症を防ぎ、インプラントを長持ちさせるため、適切なホームケアと定期的なメンテナンスが必要となります。
    田中歯科クリニックでは、3ヶ月に1度のメンテナンスをおすすめしています。
    インプラント以外の部分に歯周病や虫歯があると、お口の中に不調をきたす可能性があるため、メンテナンス時には、口腔内全体のチェックを行います。

当院では、ストローマン社の
インプラントを使用しています

当院では、時計などの精密機械で有名なスイスに本社を置くストローマン社のインプラントを使用しています。ストローマン社は世界で最も有名なインプラント企業の一つで、世界70ヶ国以上で使用され、高い信頼性を誇ります

インプラント治療黎明期から60年以上にわたるデータと臨床研究が蓄積され、今なお新たな課題に取り組み続ける、インプラント治療におけるグローバルリーダーです。製品の質も申し分なく、インプラントは純チタンを用いてスイスで製造され、生体適合性(身体との相性)も高く、耐久性を考慮した設計になっています。インプラント表面は酸化処理がされており、よりオッセオインテグレーション(骨とインプラント体の結合)に有利な性状となっており、成功率の向上に寄与しています。

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